【中央時評】韓米中の共助、日本に性急に背を向ける姿勢なのでは(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.04 16:43
習主席は共同声明を通じて「関連核兵器開発が韓半島と東北アジアの平和と安定に深刻な威嚇になるということ」に朴大統領と認識を共にした。そして「韓半島の自主的な統一を支持する」と話した。中国ではダブー視されている“韓半島統一問題”を彼が言及したこと自体が相当な変化だ。そして「6カ国協議の枠組み内で、各種形態の二者および多者対話」を“関係国”に要求してきた。朴槿恵のスマート外交が光を放った結果だ。
だが北朝鮮の核問題の基本的な認識では、大きな変化を引き出せなかった。共同声明で中国は“北朝鮮の非核化”ではない“韓半島の非核化”に、以前のように固執したためだ。依然として北朝鮮を配慮すると同時に韓米両国を圧迫する姿だ。事実、韓国は今回、中国が安保優先順位において“無核”を“不戦”や“不乱”よりも前面に出して北朝鮮の核に対する認識を変えると期待した。だが中国はまだ背を向けるのかどうか躊躇している様子だ。