消費者物価上昇率、8カ月連続で1%台=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.02 08:27
消費者物価が8カ月で連続1%台の上昇にとどまっている。統計庁が1日に明らかにしたところによると、先月消費者物価は5月に続き2カ月連続で前年同月比1%の上昇を記録した。これは韓国銀行の中期物価目標である2.5~3.5%にも満たない水準だ。
このような物価安定傾向は通貨危機直後の水準だ。景気低迷で需要が振るわなかった1999年9月の消費者物価上昇率は0.8%まで下落した。今回は昨年11月の1.6%で1%台に入ってから8カ月連続で下方安定傾向を継続している。根本要因は内外の景気低迷にともなう原材料需要不振のためと分析されている。今年に入ってからは供給の側面でもこうした流れを加速化している。気象好転と国際原油価格安定により農産物・石油類価格が下落傾向に転じているためだ。