女優キム・テヒ「順調だった人生…“張玉貞”で毒気が生まれた」(1)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.07.01 16:46
“張玉貞”を手放した女優キム・テヒ(33)は多少やつれて疲れを見せていた。朝鮮王朝実録が認めた美貌の持ち主・張禧嬪(チャン・ヒビン)を演じるほどに美しい顔だったが、どこか“気をすっかり吸われてしまうような”姿だった。彼女は25日に放映終了した自身の初めての史劇挑戦作であるSBS(ソウル放送)のドラマ『張玉貞(チャン・オクジョン)、愛に生きる(以下、張玉貞)』で歴代9番目の張禧嬪であり権力争いよりも粛宗(ユ・アイン扮)との愛に人生を捧げた張玉貞役を演じた。ドラマ序盤で“優しい張禧嬪”“朝鮮時代のファッションデザイナー”という新しいキャラクターを持ち上げて意欲に満ちた姿を見せたが、以後、これまでの“あくどい張禧嬪”になじむ視聴者たちから非難を受けた。蓋然性のないストーリーや偶然に依存した展開にも非難が激しくなった。
最近、韓国日刊スポーツと会ったキム・テヒは、史劇特有の殺人的なスケジュールだけでなく、自身に3カ月間向けられ続けた“演技力非難”にひどく精神的な苦労をしたような印象だった。彼女は「私の演技力について否定的な視線を向けていた方々の意見も十分に尊重する」と淡々と話しながらも、「“張玉貞”は今まで出演したドラマの中で最も大変だった作品」と内心を打ち明けた。