月を足がかりに宇宙へ跳躍…各国が新技術試験競争=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.01 10:31
月は1960~70年代に米国とソ連(現ロシア)2つの強大国の角逐の場だった。ソ連が1959年に無人探査船を月に着陸させると米国は69年に有人探査船を送り戦況を逆転させた。科学的目的よりも国のプライドをかけた戦いの色彩が濃厚だった。このため冷戦崩壊後は米国の独走が続き月探査の熱気は弱まった。
だが、2000年代に入り状況が変わった。日本や中国、インドなど新興宇宙大国が相次いで月軌道探査船を打ち上げた。日本の「かぐや」と中国の「嫦娥1号」が2007年、インドの「チャンドラヤーン1号」が2008年に打ち上げられた。続けて中国(嫦娥3号)は今年下半期に、インド(チャンドラヤーン2号)は2016年に、日本(かぐや2号)は2018年に無人月着陸船を送る計画だ。中国と日本は2025年以後に有人月探査にも挑戦する。