悪材料に笑い、好材料に泣いて…常識ひっくり返す韓国の証券市場(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.28 10:45
7日(米国時間)、ニューヨーク株式市場の取引中に伝えられた米国の6月失業率(7.6%)は予想よりも悪かった。前月より0.1%ポイント上がって3カ月ぶりに上昇傾向となった。平均賃金も停滞し、雇用の質まで良くなかった。だが、このニュースに証券市場はかえって喜んだ。米国連邦準備制度理事会(FRB)の第3次量的緩和(QE3)縮小を遅らせる可能性があるとの意味に解釈されたからだ。この日のダウジョーンズ指数は1.38%上昇した。このニュースは週末に韓国にも伝えられ2日連続で急落していたKOSPI指数が10日、反転に成功した。
◆景気指標の悪化ニュースが上昇導く