韓中首脳が会った日に…北朝鮮「対話録公開、最高尊厳を愚弄」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.28 09:14
北朝鮮が2007年の南北首脳会談会議録公開に対して初めての公式反応を見せた。対南機構である祖国平和統一委員会は27日、「首脳最高峰(南北首脳)の談話録を公開したことは、私たちの最高尊厳〔金正日(キム・ジョンイル)を指摘〕に対する愚弄で、対話相手への厳重な挑発」としながら「反民族的な対決妄動」と非難した。祖平統報道官の“緊急声明”からだ。
祖平統の声明は、会議録が公開(24日)されて3日後であり、朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の習近平国家主席が首脳会談をする日に出てきた。祖平統は「談話録はどこの国でも最大の極秘になっている」として「世界外交史においては見たこともないこと」ともした。これに対し統一部当局者は「セキュリティー業務規定など合法的な手続きにより行った文書公開を“妄動”うんぬんと非難してきたのは非常に遺憾なこと」と反論した。