<南北首脳会談対話録>盧元大統領のNLL放棄発言めぐり韓国与野党が相反した見解
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.26 11:47
2007年の南北首脳会談当時、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記がどんな対話をしたのか会議録の全文が公開されて一つひとつあらわれてきたが、盧元大統領の発言をどのように解釈するのかをめぐり、与野党が完全に相反した見解を見せている。最も大きな違いは、果たして盧元大統領が北方限界線(NLL)放棄発言をしたかという点だ。実際に103ページ分の会議録全文には盧元大統領が「NLLを放棄する」と直接話した一節はない。
北朝鮮が主張する海上境界線とNLLの間に、共同漁労区域または平和水域を設定しようという金総書記の提案に同意したのか、もしくは大きな原則に共感したのかが不明なためだ。