青瓦台ホームページに「金正恩万歳」… 6・25サイバー戦争(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.26 08:54
「統一大統領、金正恩(キム・ジョンウン)将軍様万歳!」。25日午前10時、青瓦台(チョンワデ、大統領府)ホームページが刺激的な赤い字で覆われた。字の背後には国際ハッカーグループ「アノニマス」を象徴するガイ・フォークスの仮面がいくつも現れた。「民主と統一を目指すアノニマスコリア」という文字も書かれていた。この画面は執務中の朴槿恵(パク・クネ)大統領の写真とともに10分間ほど露出した。その後、青瓦台のホームページは機能しなかった。国務調整室のホームページも同じだった。「サービス点検中」という言葉が出てくるだけで、つながらなかった。
両ホームページは外部勢力によってこの日午前9時30分ごろ、最初にハッキングを受けたことが把握された。アノニマスは直ちにツイッターで、「青瓦台と国務調整室のハッキングとは関係がない」と主張した。しかし「ボンドラ・ジェームス(Bondra James)」という名前のネットユーザーがユーチューブに青瓦台ホームページ攻撃の過程を撮った動画を公開し、ハッキングの主体をめぐり論争が起きた。