<南北首脳会談対話録公開>盧元大統領「私が見ても息苦しい」…NLL放棄発言の真相は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.25 11:14
24日に公開された「2007首脳会談会議録」の全文を見ると、当時は西海(ソヘ、黄海)の北方限界線(NLL=Northern Limit Line)問題が核心の話題だったことが分かる。A4用紙103ページの会議録全体分量のうち、12ページにわたりNLL問題が登場する。盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記は別の話題を議論しながらも、また何度かNLL問題に戻って対話するなど、特別な関心を見せた。
発言内容だけを見ると、両首脳は西海NLL近隣の海上を平和水域として宣言し、緊張の緩和を推進したとみられる。しかし盧大統領の言及は十分にNLL放棄発言と見なせるというのが、政府当局と専門家の指摘だ。
首脳会談で金正日総書記は「われわれ(北)が主張する軍事境界線と南側が主張する北方限界線、この間にある水域を共同漁労区域、または平和水域を設定すればどうか」と提案した。