屈辱を味わった韓国サッカー、どうしてこんなことになってしまったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.20 17:21
ホームでライバルのイランに敗れながらも、ようやくブラジルワールドカップ(W杯)本大会進出を決めた「チェ・ガンヒ・サッカー」に批判があふれている。イラン監督は試合が終わった後、韓国ベンチに向けて拳を突き上げた。韓国サッカーは屈辱を味わった。
韓国サッカーがこうなったのは偶然だろうか。振り返ってみると、チェ監督の選任は最初から間違っていた。サッカー協会は2011年12月、趙広来(チョ・グァンレ)監督を突然解任した。特定メディアを通じて先に更迭が報道され、苦労したが、監督を選任する過程も滑らかでなかった。全北現代に残ることを希望するチェ監督を筆頭候補とし、当時の趙重衍(チョ・ジュンヨン)サッカー協会会長が自ら動いた。趙会長は現代サッカーチーム出身の忘年会でチェ監督と焼酒5本を一緒に飲んだ後、「韓国サッカーが大変な時に、腕組みして眺めていれば男でない」と説得した。チェ監督は渋々、「本大会進出が決まれば全北に戻る」という条件をつけて承諾した。