割引のトヨタカムリ、韓国で輸入車2位に浮上
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.18 17:12
今月初め、5月の輸入車販売台数が公開されると、市場に波紋が広がった。4月まで上位10位に入っていなかったトヨタの中型車カムリ2.5モデルが過去最大の販売台数(707台)で一気に輸入車販売2位に浮上したからだ。もう少しで輸入車市場トップに君臨しているBMW520d(768台)を抜く異変を起こすところだった。韓国トヨタの関係者は「注文が急増し、在庫の底が見える状況になった。在庫さえ十分あればトップも可能だったが、惜しまれる」と述べた。
2位という結果だけでも十分に衝撃的だ。カムリは世界的なベストセラーだが、韓国では大きな注目を集めることができなかった。特に今年に入ってからは1カ月の販売台数が200-300台にとどまり、4月には170台まで落ちた。谷が深かった分、浮上も大きかった。ハイブリッドの174台まで加えると、5月に韓国で売れたカムリは計881台にのぼる。ハイブリッド専用モデルのプリウスも先月307台売れ、販売台数9位に上がった。トヨタはこれらモデルの善戦で5月の販売台数が計1314台となり、ブランド別の順位でもドイツ4社に次ぐ5位となった。