中国、北朝鮮・崔竜海には合同訓練を拒否…韓国・鄭承兆は茅台酒で歓待(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.17 11:23
軍事訓練でも参加団の派遣を決めるなど、韓中間の軍事協力もさらに強化された。これに先立ち中国は、初めて鄭議長が韓国空軍のC-130輸送機で訪問することを認めたほか、鄭議長の北海艦隊訪問時に自国の専用機を提供し、中国軍北海艦隊指揮部が韓国海軍第2艦隊と連結した直通電話を利用して通話することにした。
崔竜海特使の訪中直後に中国を訪問し、范長龍副主席と会った韓国の宋泳勤(ソン・ヨングン)セヌリ党議員は「中国の人たちはほろ酔い機嫌で“大哥(兄さん)”といえる関係になってこそ親しい友人と考える」とし「中国銘酒の茅台酒を飲み、“大哥”と呼びながら両国関係の発展を約束し、虚心坦懐に話を交わした」と雰囲気を伝えた。
朝中血盟関係を率いてきた毛沢東・鄧小平主席と北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席・金正日(キム・ジョンイル)総書記ら先代指導者が死去し、関係が薄れている。その一方で、韓中国交樹立(1992年)から20年以上が経過し、韓中関係は緊密になっている。人間的な絆を重視する中国の“関係”文化に、韓国が自然に溶け込んでいるという分析だ。