青瓦台、韓中首脳会談で局面突破へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.14 08:47
南北当局者会談が失敗に終わる中、青瓦台(チョンワデ、大統領府)が韓中首脳会談を通じて局面を正面突破する計画をたてている。韓国政府の核心関係者は13日「南北対話を経て中国と首脳会談をしようとしていた当初の順序に支障が生じた」として「会談の決裂と首脳会談が直接的に関連があるとは言い難いが、現在の状況展開にともなう首脳会談の準備手続きを進めている」と話した。
青瓦台は当初、当局者会談を通して南と北が基礎的な信頼を形成した後、これをもとに北核問題を国際的な多国間議論の枠組みに持っていこうという構想だった。韓半島信頼プロセスを基礎に、東北アジアの平和協力構想につなげようとする朴槿恵(パク・クネ)大統領の対北朝鮮政策基調を推進しようとした。しかし北朝鮮との対話が失敗に終わり、一種の“プランB”の状況を迎えることになったのだ。