アベノミクス7カ月の現場を行く(中)…日本、変わる企業の雰囲気(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.13 09:16
「雰囲気が変わっている。企業家の期待感が大きくなったし、一度やってみようという姿勢が目に見える」
10日に東京で会った自動車部品メーカー南武の野村和史会長がした話だ。この会社は東京・大田区に密集している中小部品メーカーのひとつだ。大企業が良くなれば彼らに対する発注量が増える。このため日本では大田区の雰囲気が景気後行指標にもなる。野村会長の言葉通りこのところ大田区にもアベノミクスの温もりがじわじわ広がっている。
大田区は日本が誇る「ものづくり」の中心地だ。全盛期だった1980年代に9000社余りに達した会社もいまは4000社余りに減ったが、残った会社はそれぞれ世界水準の技術をひとつずつは持っている。