韓国側「北は屈従を強要…会談代表は変えない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.12 10:26
南北当局者会談の中止が伝えられた11日午後8時、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金杏(キム・ヘン)報道官は「公式的な反応を出さない」と話していた。しかし約1時間後、青瓦台は強硬な立場に変わった。朴槿恵(パク・クネ)大統領の断固たる意志が伝えられたとみられる。
青瓦台関係者は記者に対し、「北が最初から過去と同じように、相手に対する尊重ではなく、屈従や屈辱を強要する態度を見せたのは、前向きな南北関係のために望ましくない」と強調した。
特に北朝鮮が南北会談でのみ国際的基準と違う態度を見せる点を問題視した。この関係者は声を高めながら、「北が国連に加盟してから国際社会と接触しながら、今回のように代表を出すのを見たことがあるだろうか」とし「外国に行けば国際スタンダードに合わせ、南北間会談ではレベルが合わない人物を送りだすのは、屈従と屈辱を強要することだ」と改めて強調した。首席代表のレベルを問題視したのは北朝鮮だが、韓国側もそれ以上の不満を抱いていることを表した。