韓国のマグロ漁、国際環境団体が批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.10 09:48
世界で3番目にマグロ漁獲量が多い韓国の遠洋漁船は主に南太平洋で操業している。漁船は巻き網を使用したり金属筒を海に投げておく。海のまん中に浮遊物が浮いていれば小さな魚が集まる。捕食者から自身を保護できる避難所と考えるからだ。小さな魚が集まれば、これを食べるためにマグロのような大きな魚も集まる。この時から漁船は網を設置し、本格的なマグロ漁を始める。
漁船がマグロを誘引し、大量捕獲するために浮かすこの浮遊物は、魚群収集装置(FAD=Fish Aggregating Device)と呼ばれる。特別な材質・形があるわけではないが、時には位置追跡装置まで付着する先端FADもある。問題はFADを使用すれば同時に集まったイルカ・サメ・海亀まで網にかかるという点だ。