大企業の原発部品成績書も偽造…検証会社すべて調査=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.06 10:14
原発部品の試験成績書を偽造した検証会社セハンTEPが、JS電線のほかにも2社の試験成績書を偽造したことが明らかになった。韓国水力原子力(韓水原)によると、セハンTEPは斗山重工業とウジンが新古里(シンゴリ)3・4号機に納品した部品の試験成績書を偽造した。
斗山重工業が納品した部品は原子炉と連結するケーブルで、原子炉から出る各種信号を送受信したり、電力を供給する役割をする。ウジンが供給した製品も原子炉の外から制御装置まで連結するケーブルだ。このケーブルに問題が発生する場合、誤った信号で原発が停止することもある。セハンTEPは斗山重工業とウジンのケーブルに対して放射線老朽化試験をせず合格品とした。新古里3・4号機の建設(2014年完工)と関連し、ウジンが韓水原に納品した物品は46億ウォン(約4億円)、JS電線が供給した製品は94億ウォン相当。