鳩山元首相「安倍首相の言動は良識ある日本人の考えではない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.04 13:11
安倍晋三首相の国粋主義的、過去否定的言動で韓日関係が緊張した時期に済州(チェジュ)平和フォーラムに参加するため韓国を訪れた鳩山由紀夫元首相は日本の右翼から慇懃に監視と圧力を受けた。右翼報道機関と団体は鳩山に「われわれはあなたの言動を注視する」というさまざまな形のシグナルを送った。しかし鳩山元首相は済州平和フォーラムでの基調演説と中央日報とのインタビューで所信を曲げなかった。安倍首相の言動に批判をはばからなかった彼は道徳的勇気がある政治家だった。2009年9月から2010年6月までの短い期間に首相を務め2012年末に政界を完全に引退した56歳の鳩山元首相は会議期間中、トップの座から下りてきた人の無念さよりは余裕と安定を誇示した。会議で忙しいスケジュールの合間に彼と会った。
――首相在任時に推進した東アジア共同体構想はその後どうなったか。