国連、脱北青少年9人の北朝鮮送還を公式確認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.01 06:34
スーザン・ショルティ国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が32日(現地時間)、定例記者会見で、脱北青少年9人の強制送還を公式確認した。OHCHRは記者会見で、北朝鮮当局に9人の安全保障を要求したと述べ、このように明らかにした。またマルズキ・ダルスマン北朝鮮人権状況特別報告者は先月30日(現地時間)、「青少年が受ける処罰と待遇について深く懸念し、関係国などすべてに保護責任がある」と強調した。
国連が脱北青少年の安全保障を要求した中、韓国とラオスの外交部の間では神経戦が行われている。ラオス外務省は先月30日(現地時間)、米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)を通じて、「5月10日に脱北青少年が拘束された後、首都ビエンチャン駐在の南北大使館に同時に通知したが、北朝鮮大使館だけが彼らを連れていくために動いた」と主張した。
WSJはラオス外務省の関係者の話を引用し、「韓国大使は脱北青少年が北朝鮮に送還された後の先月29日にラオス外務次官に会い、初めて今回の問題を話し合おうとした」とし「脱北者9人も韓国行きを要求しなかった」と報じた。