【コラム】朴槿恵外交の大乱大治(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.31 15:52
北朝鮮の外交孤立は前例が少ない。国家運営の非正常と突発も絶えない。ラオスでの脱北者強制送還は正常ではなく極端だ。その形態は国際社会の悩みの種だ。そうであるほど彼らは核兵器に依存する。核の威力はこうした逆説で引き立つ。この点は金正恩(キム・ジョンウン)体制で核兵器廃棄の悲観的展望を固める。核兵器の退場は不可能に近い。それは北朝鮮非核化圧力のジレンマだ。北東アジア大乱情勢の悲観的要素だ。
朴大統領は中国カードに注目してきた。6月末、朴大統領は北京で習近平主席に会う。会談は北朝鮮の核放棄、北朝鮮の外交形態の正常化、脱北者強制送還の遮断のための協力の舞台となる。中国との協調の密度は未知数だ。北朝鮮の戦略的価値のためだ。