「金正恩、核・経済実益をともに握ろうと勝算のない賭け」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.22 09:55
「金正恩(キム・ジョンウン)の北朝鮮、どこへ向かうのか」をテーマにした第1セッションで、マイケル・グリーン米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問・日本部長は北朝鮮との対話について懐疑論を述べた。
グリーン氏は「北朝鮮との対話は有用性が大きく落ちた。戦略的忍耐(Strategic Patience)は北朝鮮より失うものが多い韓国と米国の言い訳にすぎない。対話を悪用して北朝鮮が核兵器を開発できる偽装幕を与える可能性があることを看過してはならない。対話の代償は大きい」と主張した。「対話がしばらく挑発を自制させることはあっても、(歴代)北朝鮮政権の態度を分析すると、対話の後すぐに挑発を始めた」と指摘しながらだ。