中国「韓中間の西海での違法操業、中国の責任が大きい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.22 08:54
中国共産党の王家瑞・中央対外連絡部長(長官級)は「(韓中間の)西海(ソヘ、黄海)での違法操業問題は中国側の責任が大きい」と明らかにした。中国側の高位当局者が西海違法操業の責任に言及したのは今回が初めてだ。
兪奇濬(ユ・ギジュン)最高議員(セヌリ党)を団長とする与野党の議員10人で構成された訪問団は21日、特派員懇談会席で王部長からこのような立場を確認したと伝えた。王部長はさらに「西海の違法操業問題は中国政府も法的な補完を含むさまざまなことを考慮しており今後は韓中間で互いに協力しなければならない」と指摘した。
中国共産党の対外関係を総括する最高位当局者が、中国漁船の西海不法操業による両国の争いの責任が自国にあると認めたことは、今後、排他的経済水域(EEZ)を含む韓国領海での中国漁船の同時多発的な違法操業を規制する効果があると予想され注目されている。