靖国・アーリントンが同じ? 安倍首相がまた詭弁(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.21 08:42
安倍晋三日本首相がまた靖国神社を米国のアーリントン国立墓地に例える妄言を吐いた。
安倍首相は19日、米外交専門誌「フォーリンアフェアーズ」とのインタビューで、「米国民が戦死者に敬意を表する場所のアーリントン墓地を考えてほしい」とし「(南北戦争当時の)南部軍の将兵が安置されたからといって、アーリントンに行くことが奴隷制度に賛成することを意味するわけではないではないか」と反問した。米ジョージタウン大学のキャビン・ドク教授の指摘を引用する形だった。アーリントンと同じように「靖国神社参拝は国のために命を捧げた人たちのためであり、日本の指導者としては極めて当然のこと」ということだ。
安倍首相のこうした主張は初めてのことではない。06年9月、官房長官として在職中も同じ論理を展開した。先週の国会答弁でもこの表現を使った。麻生太郎副首相、高市早苗自民党政調会長もよくアーリントンを持ち出す。理由がある。日本の右翼指令塔である「日本会議」の靖国参拝擁護論理が「靖国=アーリントン」だ。