「現代車雇用世襲団体協約は無効」蔚山裁判所=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.17 13:19
いわゆる“雇用世襲”論争を招いた現代自動車の団体協約に対し、裁判所が無効と判決した。これを受け、一部の企業の団体協約にある退職者の子ども採用条項をめぐり、論争が拡大する見込みだ。
蔚山(ウルサン)地裁は8日、元現代車組合員Aの遺族3人が「団体協約に基づきAの息子Bを採用し、慰労金も支給すべき」だとして現代車を相手取り起こした雇用義務履行などの請求訴訟で、「慰労金は一部支払うべきだが、Bを採用する必要はない」として原告一部勝訴判決を出した。