刀抜いた公正委「韓国最大ポータルサイト・ネイバーの寡占状態を正す」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.15 13:29
韓国政府が国内ポータルサイト1位のNHNの調査を始めた。オンラインによる不動産仲介業まで独占するやいなやすぐに制裁に出たのだ。“インターネット路地商圏”の存続をはじめとする健全なインターネット生態系の助成次元のものだというのが韓国政府の立場だ。
公正取引委員会は13日から検索ポータルサイト・ネイバーを運営するNHNの京畿道盆唐(キョンギド・ブンダン)本社への現場職権調査に入った。今回の調査は、市場監視局サービス業監視課が専門に担当しており、最低1週間以上を要する予定だ。市場監視局は寡占企業の市場支配的地位の乱用といった不公正取引行為を調査する所だ。公正委の高位関係者は「この数カ月間、注意深くネイバーを見守ってきた。調査中の事案なので内容を明らかにする訳には行かないが、関連法違反容疑の点をとらえて調査を始めたもの」と明らかにした。彼は「朴槿恵(パク・クネ)政権の政策公約である経済民主化レベルでのインターネット路地商圏を生かすための調査」として「市場支配的な事業者地位の有無まで確認されれば、加重処罰することができる」と付け加えた。