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【コラム】韓日中で協力よりも葛藤の水位が高まっているのは…(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.13 17:05
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久しぶりに丸山真男教授の『日本政治思想史研究』と『現代政治の思想と行動』を読み直した。1996年に死去した丸山教授は、20世紀の日本の最も優れた政治学者として、国境を越えて多くの政治学徒に甚大な影響を及ぼしたといえる。19世紀に外来文化の受け入れと伝統文化の保存を同時に成し遂げ、近代化の成功例ということができた日本が、超国家主義と軍国主義の道に入り、敗戦国の立場に転落するほかはなかった経緯と原因に対する決定的な解答を、丸山教授の著書に見いだすことができた。いま私たちが直面している複雑な内外情勢の性格を正しく把握するうえでも、やはり丸山教授の歴史を見る洞察力が大きく役立ちそうだ。

韓半島をめぐる対決構図は危険水位に達している。事態がこうなった経緯を正しく理解し、韓半島統一と東アジアの平和に対する解決策を模索するためには、北東アジア3カ国、すなわち韓国・日本・中国が歩んできた過去150年の歴史に対する共同の認識をつくることが先決条件といえる。近来の3カ国関係で協力よりも葛藤の水位が高まっているのは、3カ国間の歴史認識の乖離から始まっているため、地域の共同繁栄のためには、この問題についてそれぞれ深い省察の努力を傾けなければならない時だ。西欧から始まった帝国主義とイデオロギー時代がアジアに押し寄せてくる過程で、韓日中3カ国が経験した決して容易でない経験は、今は政治的な是非よりも、相互理解のための客観的歴史認識の対象にならなければならない。19世紀から1945年の敗戦にいたる日本の歴史の性格を冷静に解剖した丸山教授の業績は、こうした作業の模範になるだろう。

 
儒教文化圏の中心である北東アジアで、特に朱子学的な伝統が作用した徳川日本が、明治時代への転換の過程で、個人や家族の道徳倫理と国家統治の規範の関係をどう設定したかに対する丸山教授の研究は、近代日本の国家性格を理解する近道を開いた。開港圧力を加える西欧勢力の脅威に直面した中、国家の独立と国民の統合を実現して富国強兵政策を推進するため、封建社会の多元的な分裂を一つにまとめる天皇制を選ぶことで、国家体制の精神的権威と政治権力を一元化するのに明治日本はひとまず成功した。その結果、民権が国権に埋没する臣民政治文化が制度化され、日本式ナショナリズムは全体主義的帝国主義と軍国主義の道に入ることになった、ということだ。


【コラム】韓日中で協力よりも葛藤の水位が高まっているのは…(2)

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