<尹昶重セクハラ疑惑>最初の申告者はインターンのルームメート…なぜ突然辞職?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.13 08:51
尹昶重(ユン・チャンジュン)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官のセクハラ疑惑事件を米ワシントン警察に最初に申告した人は、被害者のインターン職員の友人ではなく、ホテルの部屋を一緒に使用していたワシントン韓国文化院所属の行政職員であることが明らかになった。この職員は事件が膨らむと突然辞職した。韓国文化院から辞職の圧力を受けたかどうかは確認されていない。韓国文化院は駐米韓国大使の指示を受け、大統領の訪米行事を支援してきた。
青瓦台が作成した事件調査報告書によると、8日未明(現地時間)、尹前報道官の呼び出しを受けてホテルの部屋に行ったインターン職員は下着姿の尹前報道官から性的侮辱を受けた。インターン職員は驚いて尹前報道官の部屋を飛び出し、この事実をルームメートの韓国文化院所属行政職員に伝えた。前日夜ホワイトハウス付近のWホテルのバーでセクハラを受けたことも語った。すると、怒りを感じた行政職員がワシントン警察に電話をかけて申告し、出動した警察がインターン職員から被害者供述を受けたという。
匿名を求めた政府関係者は「インターン職員はセクハラを受けた後、警察に申告する考えは頭になかったと聞いた」とし「しかし部屋を一緒に使用していた女性職員が『こういうことはそのまま済ませてはいけない』と言って警察に申告をした」と話した。この関係者は「この女性職員は文化院側が現地で雇用し、正式職員として勤務してきたが、今回の事件の波紋が広がったことで辞表を出したと聞いている」と述べた。