米原子力空母「ニミッツ」、在日米軍ではなく米本土から釜山に来た理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.13 08:41
韓米海軍が13日から2日間にわたり浦項(ポハン)沖海上で米海軍所属の原子力空母「ニミッツ」(9万7000トン級)が参加する合同海上訓練を実施する。このために先月19日にサンディエゴを出港したニミッツが日本を経て11日に釜山(プサン)港に入港した。
今回の訓練にはニミッツと戦団を構成する空母航空旅団(CVW)、空母打撃団(CSG)だけでなくイージス駆逐艦の「マムセン」「プレブル」ミサイル巡洋艦の「プリンストン」などニミッツ空母強襲団が参加する。ニミッツは搭載している戦闘機を海上に出撃させる空母強襲訓練も実施する予定だ。ニミッツは長さ332メートル、幅76メートルで、サッカーコートの3倍の広さの飛行甲板を備え、F-18スーパーホーネット戦闘機とヘリコプターなどを搭載している。韓国海軍ではイージス駆逐艦の「世宗大王」(7600トン級)と韓国型駆逐艦の「忠武公李舜臣」(5500トン級)などが参加する。軍関係者は、「両国海軍の海上機動訓練と北朝鮮のミサイル発射を仮定したミサイル探知訓練、海中の敵潜水艦を探知する対潜訓練を実施する。韓米海軍が定例的に行う訓練」と説明した。韓米海軍は2010年の哨戒艦爆沈事件以後、毎年空母を参加させる合同訓練をしてきた。