韓国、“夢の光工場”放射光加速器の建設へ…日本・米国に続き世界3番目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.10 10:52
「3、2、1」。9日午前、慶尚北道浦項市南区孝子洞(キョンサンブクド・ポハンシ・ナムグ・ヒョジャドン)のポステック浦項加速器研究所。来賓が案内により発破レバーを引くと、すぐに暴音とともに五色の花粉が舞いあがった。太陽より100景倍(1景=1兆の1万倍)の明るい光をつくる“夢の光工場”、4世代放射光加速器(PAL-XFEL)建設の開始を知らせる祝砲だった。
記念式場の後ろの工事敷地は、あたかも高速道路の建設現場のようだった。往復8車線の広さの敷地が、山を横切っていた。起工式はこの日開かれたが、足場づくりの工事はすでに昨年の秋から始まっていた。コ・インス(ポステック物理学科教授)加速器構築推進団長は「地ならしをして丘を6つ崩した」として「これまでに掘りおこした土だけでもダンプトラック1万台分の量」と話した。