英国が植民地独立運動弾圧を賠償へ…日本は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.07 08:56
1953年3月25日、ケニアのラリ村のある納屋で火事が起こった。外に飛び出す人には容赦なく刃物が襲いかかった。子どもを含め150人余りが焼死した。虐殺は英国人が連れてきた他の地域のアフリカ人によって行われた。その時期ケニア中部高原地域で数万人のキクユ族、エンブ族、メル族が無差別的に監獄に監禁されたり英国人が作った集団収容所に引っ張られていった。
◆30万人被害…オバマ大統領の祖父も拷問
60年までに最大30万人が被害を受けた。その過程で1800人余りが殺害された。フー・ベネットら英国の歴史家は収容所で暴行・病気・飢えなどで死亡したケニア人が4万4000人に達すると話す。当時オバマ大統領の祖父であるフセイン・オニャンゴ・オバマ(79年死去)も拷問により性障害者になった。「マウマウ蜂起」と呼ばれるケニアの独立運動とこれを防ぐための英国の武力鎮圧過程からもたらされたものだ。特に睾丸に苦痛を加える拷問が多く強行されたという。英国の植民統治で最も残酷で恥かしい歴史だ。