<開城7人帰還>無人偵察機投入…青瓦台・合同参謀本部が生中継
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.06 08:42
コード名オペレーション・ネプチューン・スピアー(Operation Neptune Spear)。米中央情報局(CIA)が主導し、2011年5月2日にパキスタンに潜伏中だったウサマ・ビンラディン(米同時多発テロの主犯)を射殺した作戦だ。別名ジェロニモ(GERONIMO、ウサマ・ビンラディンのこと)除去作戦とも呼ばれた当時の状況は、ホワイトハウスのバンカーにそのまま中継された。作戦に投入された米特殊部隊ネイビーシールズの隊員のヘルメットに装着されたカメラは、人工衛星を通じてホワイトハウスにリアルタイムで場面を送った。ホワイトハウス状況室を訪れたオバマ大統領が、合同特殊作戦司令部のマーシャル・ブレッド・ウェブ准将の隣のソファに座ってこの映像を見ている写真が話題になったりもした。
これと似た状況が3日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と国防部(合同参謀本部)であった。開城(ケソン)工業団地からの韓国国民完全撤収決定(先月26日)以降、北朝鮮側の不許可で戻れなかった7人の帰還場面を韓国当局者がリアルタイムで視聴した。軍事境界線(MDL)から4.1キロ離れた北朝鮮出入国事務所での洪良浩(ホン・ヤンホ)開城工業団地管理委員長の一行7人の出発準備から伝えられた。