日中「味方増やし」の歴訪外交戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.02 09:12
「騒がしかったが中身のない訪問」「経済でロシアを引き込み外交孤立を突破しようとする戦術」。
新京報など中国メディアは1日、日本の安倍晋三首相のロシア訪問の結果を分析しながらこのようなタイトルをつけた。安倍首相のロシア訪問結果に対する軽蔑と警戒の意味が含まれている。それだけ神経を使っているという話だ。両国は同じだ。尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領土紛争と歴史認識問題などの対立点をつくっている日本と中国が、周辺国外交で戦線を拡大している。
安倍首相は先月30日から2泊3日でロシアを訪問し、プーチン大統領と両国の平和条約締結交渉を再開して、領土紛争対象のクリル4島(日本名・北方領土)問題を「皆が受容できる条件」で解決することに合意した。日本はこれに先立ち先月10日、台湾と漁業協定を締結した。