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【社説】歴史と文化を生き返らせた崇礼門の復旧=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.01 11:07
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2008年2月の放火で焼失した崇礼門(スンネムン)が、5年3カ月の復旧工事を終わらせて4日に復旧記念式を行う。崇礼門の復旧には、276億7000万ウォン(約24億4600万円)の予算をかけて延べ3万5000人余りが参加した歴代最大規模の文化財復旧事業という事実をこえた象徴性がある。それは火災損傷の回復水準ではなく、朝鮮初期の創建当時の姿を取り戻すという歴史性回復の過程という意味がある。重要無形文化財保有者をはじめとする伝統職人が参加して、さまざまな調査・研究を通じての徹底した考証により、原形を最大限に生かしたという点で意義深い。

失われた伝統作業方式を生き返らせた点は、国民に文化的自負心を抱かせるに値する。伝統方式で石を刻んで整え、瓦窯で瓦を一つ一つ焼き上げたことは職人にとってはもちろん国民にも感動的な経験だ。近代期に本来の姿を失った丹精の模様を最大限に建設当時と似た姿に生き返らせて、韓国戦争(1950-53)の時に毀損して臨時的に復旧させていた表札板の本来の字体を取り戻したのも同じことだ。特に日帝が道路をつくるために撤去した左右の城郭を一部でも復元して本来の威容を感じることができるようにしたことは、本当に胸をすっきりさせてくれた。このように長い歳月の間に誤って変形された部分を積極的に直したという点で、復旧をこえて崇礼門の文化的復活というに値する。

 
耐熱レンガや火災警報システム、スプリンクラーといった現代技術を加味するなど伝統という強迫観念に陥らなかった点も注目される。今回の復旧を通じて伝統の進化を成し遂げた点は何よりも大切な成果だ。

その過程は、そっくりそのまま韓国文化の大切な経験として残った。火災という不幸を、かえって韓国文化の水準を一段階高めるという、“禍を転じて福となす”のきっかけに発展させたのだ。職人や専門家たちの情熱、そして文化財当局の理解と支援があったからこそ可能になったことだ。急がず落ち着いてことを進めた結果でもある。崇礼門復旧が韓国文化発展の転機になるのはもちろん、文化遺産が、あきれるような事故で毀損されることが再びないように保護システムをより一層強化する契機になることを期待する。

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