抗日運動家・尹奉吉の義挙、4億の中国人は恥ずかしい(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.26 11:40
梅軒・尹奉吉(ユン・ボンギル)(1908~32)義士の抗日義挙を称賛した匿名の中国人が1930年代に書いた漢詩が、義挙81周年記念日(29日)を前に公開された。また、尹義士の義挙を褒めたたえた蒋介石・元台湾総統が70年代初めに尹義士の遺族に贈った2点の漢字揮毫のうち、これまで一般公開されていなかった1点もこの日一緒に公開された。このほか尹義士の直筆の手紙の封筒3点も今回公開され、尹義士の抗日活動研究に役立つと見られている。
尹義士の甥であり孝昌園(ヒョチャンウォン)7位烈士記念事業会副会長のユン・ジュ梅軒研究院研究委員(66)は25日、中央日報に3点の資料を公開した。
最も目を引くのは4行26字からなる“国旗の下の尹奉吉義士(国旗下之尹奉吉義士)”という題名の一詩。31年、当時、韓人愛国団を導いていた金九(キム・グ)先生を訪ねて行って韓人愛国団に加入した尹義士が翌32年4月29日、上海の虹口公園で弁当箱などに偽装した爆弾を投げて当時の上海派遣軍大将の白川義則隊長らを殺害した歴史的事実を背景にしている。