【コラム】韓国政府の経済チーム、「創造経済」を探して道に迷う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.24 13:07
次の共通点は何だろうか。(1)運動量と熱量を知らせる運動靴(2)植物をベランダで育てる時に決まった時間になると水を与える科学技術が結びついた装置(3)科学技術を利用して上階の騒音を減らす方法(4)外部温度により色が変わる花の海外輸出(5)ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズのように創造力が豊富な融合型人材(6)PSYの『ジェントルマン』。
正解は朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が言及した「創造経済」の例だ。このように具体的な例示をしたにもかかわらずまだ「創造経済」が何かよくわからないならば朴大統領が直接明らかにした「創造経済」の定義を挙げてみよう。朴大統領によると「創造経済とは果敢なパラダイム転換で創意性を経済の核心価値に置き、科学技術と情報通信技術(ICT)の融合を通じて産業と産業が融合し、産業と文化が融合して新しい付加価値を創り出し、新しい雇用を作り出すこと」だ。これで創造経済がなにか理解できただろうか。たぶんそうではないだろう。JTBCのトークショー「舌戦」の進行者は「最近まったくわからない3種類がある。それは朴槿恵の創造経済、安哲秀(アン・チョルス)の新しい政治、金正恩(キム・ジョンウン)の考え」と話した。