【社説】安倍内閣の靖国参拝は外交的挑発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.23 11:24
安倍晋三内閣の一部の閣僚が先日、靖国神社を参拝した。内閣の第2人者である麻生太郎副総理兼財務相ら閣僚3人は春季例大祭(21-23日)を迎え、日帝の侵略的軍国主義の象徴である靖国神社を参拝した。安倍首相は参拝の代わりに供え物を奉納した。
日本の各種侵略戦争の過程で亡くなった人たちを追悼するために建てられた靖国神社には、太平洋戦争のA級戦犯14人も合祀されている。一部の日本人には戦犯が「国のために命を捧げた英霊」に見えるかもしれないが、私たちには周辺国と国際社会に莫大な被害を与えた加害者にすぎない。被害者にわずかでも配慮する謙虚な心を持っていれば、彼らを称える刺激的な行動はしていないはずだ。傷口に塩を塗るような外交的挑発だ。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が今週末の訪日計画を電撃的に取り消したのは当然の決定だろう。こういう雰囲気で日本との建設的な会談はできない。