【時論】養子縁組特例法、後退してはいけない=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.17 14:16
この法が施行されて以降、いくつかの主張が提起された。最初に、改正法により実父母は家族関係登録部に養子縁組の対象となる子供を掲載すべきなのに、記録に残ることを恐れて赤ん坊を捨ててしまうということだ。実父母の私生活保護のために、養子縁組が完了したら家族関係証明書に養子縁組を送った子供の記録が知られないようにする補完対策があることにも、こうした現象が出てくる。これは私生活保護の措置についての広報不足のあらわれだ。
2番目として、7日間の養子縁組の熟慮期間も耐えられない未婚の母が赤ん坊を捨てるという。これに関して保健福祉部は、養子縁組の熟慮期間中に大変な状況に置かれた実母と子供を世話する事業を今月から始めた。3番目、裁判所の養子縁組手続きに時間が長くかかってしまい、実母も養子縁組を待機している両親もみな困難が多いという。今後は、養子縁組担当判事などの裁判所人材を拡充することが必要だ。