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来月、初の韓米首脳会談・・・「韓半島安保のリンチピン」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.17 09:36
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朴槿恵(パク・クネ)大統領がオバマ米大統領とのワシントンでの首脳会談に向け、2日前となる来月5日にニューヨークへ向かう。ワシントンに直行せずニューヨークを経由するのは首脳会談に向けた“ウォーミングアップ”のためだ。オバマ大統領だけでなく米国政府と民間の気流を十分に習得し首脳会談を実質的な成果を勝ち取る最高の会談水準に引き上げるための繊細な布石だ。ニューヨークでは潘基文(パン・ギムン)国連事務総長とも会う。

朴大統領は一度結んだ縁を大切にするスタイルだ。これを基に信頼を積み関係を長く維持するほうだ。特に1970年代のファーストレディ時代の経験を十分に生かし、朴大統領特有の「信頼政治」で首脳会談に臨む計画だ。

 
朴大統領はオバマ大統領との首脳会談で両国関係が一段階アップグレードされると期待している。米国もやはり首脳会談にかける期待が高い。ホワイトハウスのカーニー報道官は朴大統領との首脳会談を韓半島とアジア太平洋地域の平和・安保のリンチピン(留め具)と比喩した。

今回の会談で両首脳は韓米防衛公約に基づいた確固とした対北朝鮮抑止力を基に北朝鮮の核とミサイル威嚇を乗り越えるという立場を再確認するものとみられる。ケリー米国務長官が先週朴大統領と会い北朝鮮への対話提案に共感し朴大統領の韓半島信頼プロセスを支持しただけに、オバマ大統領はこれを再確認し、さらには北朝鮮に誠意ある対話に出るよう促す共同メッセージを発表する可能性もある。

だが、難題も少なくない。両首脳は戦時作戦権転換や韓米自由貿易協定(FTA)に対する状況点検とともに北東アジアの平和や中東地域での両国の役割などに対する意見交換があるという。韓米原子力協定改正問題や防衛費分担問題をめぐり両首脳がしっかり調整できなければ両国間の乱気流が形成される可能性もなくはない。


来月、初の韓米首脳会談・・・「韓半島安保のリンチピン」(2)

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