中国の新型鳥インフル、世界的に拡散する可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.16 10:49
中国で新種のH7N9型の鳥インフルエンザが広がる中、世界の医学専門家らが今回の鳥インフルエンザが世界的に拡散しかねないと警告した。中国の鳥インフルエンザ感染者は15日現在で明らかになった62人よりはるかに多いという分析も出ている。
世界保健機関(WHO)のマイケル・オレアリー駐中国代表は14日、「中国の新型鳥インフルエンザ患者は狭い地域で同じウイルスに感染して現れたのではなく、それぞれ異なるウイルスに感染したことが確認されており、今後さらに多くの地域で患者が発生する可能性がある」と明らかにした。これに先立ち英国の医学者であるティモシー・ウエキ氏とナンシー・コックス氏は11日に出版された「ニューイングランドメディシンジャーナル」に発表した文で、「現在発表された感染者は氷山の一角である可能性が大きく、今後全世界に広がる可能性がある」と警告した。その理由としてH7N9型ウイルスが遺伝子変移をしており人への感染能力がさらに強くなっているという点を挙げた。米国の時事週刊誌フォーブスは最近「新型鳥インフルエンザが世界的災害になる可能性は十分だ」という警告をした。