韓米、「北が対話に応じれば平和体制も議論」メッセージ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.15 10:25
北朝鮮が韓国側の対話提案を拒否するような立場を表明する直前の13日、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官とジョン・ケリー米国務長官は9.19共同声明を履行する準備ができているという内容の「共同声明」を発表した。05年に6カ国協議の当事国が採択した9.19共同声明は、北朝鮮が核を放棄する代わりに、北朝鮮の安全保障やエネルギーなど全面的な経済支援をするという内容を含んでいる。
北朝鮮が誠意を持って対話テーブルに出てくれば、対北朝鮮支援はもちろん、体制保障と平和協定の締結などを議論できるというメッセージが行間に込められている。このため、北朝鮮のこの日の反応にもかかわらず、韓半島の緊張局面が調整局面に転換したという分析も出ている。