歌手ＰＳＹが１２日に公開した新曲『ジェントルマン』に対する関心が熱い。「期待以下」「単調だ」などの酷評から、「賢い選択」「中毒性が強い」などの好評まで多様な反応が出ている。

ＰＳＹは１３日午後６時３０分、ソウル・ワールドカップスタジアムで単独コンサートを開く。所属事務所のＹＧエンターテインメントは「この公演で『ジェントルマン』のプロモーションビデオを初めて公開する。ユーチューブには午後９時にプロモーションビデオを公開する予定だ」と明らかにした。ＰＳＹの音楽が単純に「耳だけで聴くもの」ではなく、ビデオとダンスを通じてファンに強い印象を残してきた点を考えると、新曲公開に続く「ジェントルマン症候群」を作る第２弾が残っていることになる。新曲公開後にやや冷笑的な反応を見せた米国ＣＮＮ（電子版）も、「プロモーションビデオと新しい振付けが世界のファンの期待にこたえられるかは待ってみる価値がある」と分析した。

一方、英ガーディアンの東京特派員ジャスティン・マッカリー記者は１２日、「南北を代表する顔、ＰＳＹと金正恩（キム・ジョンウン）」というブログの記事で、「これ以上の違いはない」と言及した。彼は「１人（ＰＳＹ）は悪意のない波紋を起こし、もう１人（金正恩）は核惨事の威嚇をまき散らしている。だが、２人はそれぞれの国を代表している」と指摘した。また、ＰＳＹを「昨年大ヒットした『江南（カンナム）スタイル』で世界をさらに幸せにさせた親しみの持てるラップアーティストだ」と説明した。