韓米、韓半島危機の“出口戦略”で協調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.13 07:42
ジョン・ケリー米国務長官の最初の訪韓は、朴槿恵(パク・クネ)大統領が北朝鮮に対話を提案した翌日となった。ケリー長官は核のない韓半島のために北朝鮮と対話をするという考えを明確にした。朴大統領としてはケリー長官を通じてオバマ米政権の支持の意思を確認する形となった。したがって今後の南北関係で主導権を持って対話の雰囲気をつくる土台を用意したと評価される。
こうした雰囲気はオバマ大統領の発言からも感知されていた。オバマ大統領は11日(現地時間)、ホワイトハウスで潘基文(バン・ギムン)国連事務総長と会談し、「誰も韓半島の紛争を望んでいない」とし「北朝鮮が今まで見せてきた好戦的な接近を終えて温度を低める時」と述べた。連日強まる北朝鮮の挑発に威力的な最先端武器を前面に出し、武力示威をしながら北朝鮮に圧力を加えてきた姿とは距離がある発言だ。韓米両国が北朝鮮との対話方向に雰囲気を導く局面だ。