“化粧品韓流” 輸出が初めて輸入を上回る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.10 14:40
“化粧品韓流”が熱い。アモーレパシフィック・LG生活健康・MISSHA(ミシャ)など主要企業の海外売り上げが30%以上も伸びている。これを受け、昨年、韓国の化粧品の輸出額(10億6700万ドル)が初めて輸入額(9億7800万ドル)を超えた。
「マモンド」「ラネージュ」などアモーレの昨年の海外売上高は442億ウォン(約39億円)で、前年比35%増となった。これは韓国国内市場の増加率の4倍以上。「ザフェイスショップ」「后」「オフィ」 「ビヨンド」などのLG生活健康の海外売上高(2323億ウォン)は前年比で2倍を超えた。昨年買収した日本化粧品会社「銀座ステファニー」の売上高(880億ウォン)を除いても31.4%増となった。BBクリームで有名なMISSHAも283億ウォンで前年比32%増えた。
好調の原因は徹底した現地化だ。「マモンド」のエイジコントロールウルトラリペアクリームは最初から中国市場をターゲットに開発した製品だ。中国で人気を集め、韓国に「逆輸入」されたりもした。「ラネージュ」は香港で水分パックをヒットさせた。顔に塗って眠ることができる製品だ。蒸し暑いところだが、エアコンのためにむしろ皮膚が乾燥する香港女性向けの製品だ。「オフィ」は紫外線に敏感なベトナム人女性向けにサンブロック新製品を出した。「ビヨンド」は今年、ロシア専用製品を開発する予定だ。また寒いモンゴルには保湿・老化防止製品、ミャンマーには水分・ホワイトニング製品を主力に出した。