北がミサイル発射すれば10分以内に到達…日本が緊張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.10 09:49
9日午前2時30分、東京市ヶ谷の防衛省内の運動場に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備された。ミサイルが狙う方向は韓半島側北西上空。東京だけではない。都心からそれぞれ30キロほど離れた埼玉県朝霞、千葉県習志野、神奈川県武山の自衛隊基地にもこの日の同じ時刻、PAC3が配備された。北朝鮮が発射するミサイルまたはミサイルの破片などが日本の首都圏中心に落ちる緊急事態に備えるためだ。すでにPAC3が常時配備されている地方の自衛隊基地も警戒態勢に入った。
北朝鮮が早ければ10日にもミサイルを発射するいう見方が強まり、日本政府は準非常状況に入った。菅義偉官房長官はこの日、PAC3の首都圏配備に関し、「国民の生命と安全を守るための態勢構築の一環」と強調した。共同通信は「日本政府は、北朝鮮が発射の動きを見せているミサイル『ムスダン』の最大射程距離が4000キロで、日本全域が射程圏内に入るという点を懸念している」と報じた。