【コラム】GDPには罪がない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.05 13:19
統計庁が国民幸福指数を作ると3日明らかにした。幸せな国を作るには既存の国内総生産(GDP、Gross Domestic Product)統計では足りないということだ。事実GDPには弱点がある。1934年GDPを実用化した経済学者サイモンクズネッツも認めた。「GDPは国家全体の厚生水準を見せることはできない。」それもそのはず、自然災害で莫大な犠牲者がでても復旧関連産業が栄えればGDPは増える。
GDP錯視校正の初めてのバージョンは購買力指数だ。国家別物価を勘案したハンバーガー値を通じて生活水準を計るビッグマック指数が代表的だ。幸福指数はGDP校正の2.0ぐらいになる。政府次元の幸福指数開発に最も積極的だった人物はニコラ・サルコジ前フランス大統領だ。彼は2008年2人のノーベル経済学賞受賞者に幸福指数の開発を依頼した。彼が退いたためなのか、指数開発が難しいからなのかまだ手で捕えられる結果は出てきていない。