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韓国軍、北核施設を精密打撃可能な「タウルス」ミサイル導入推進

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.03 16:28
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韓国政府が北朝鮮による核・ミサイル攻撃の兆候を探知して先制打撃をするキルチェーン(Kill Chain)システムの一翼を担う長距離空対地巡航ミサイルで、ドイツ製タウルス(TAURUS)の導入を推進する。

韓国メディアのニューシスによると、韓国防衛事業庁関係者は「欧州のタウルスが長距離空対地誘導ミサイル導入事業の単独候補」と述べ、「価格交渉と技術審査などを経て導入の如何を決める」と3日明らかにした。

 
長距離空対地巡航ミサイルは戦闘機に装備して敵陣に侵闘しなくても、空中から敵の核施設やミサイル基地に対して正確に打撃を加え、武力挑発を抑制することができる戦略武器として挙げられている。

韓国軍は2008年から長距離空対地ミサイルとして、米国「ジャアズム(JASSM)」と「タウルス」を秤にかけてきた。その後、米政府がジャアズムに対する輸出承認を出さなかったため、タウルスと交渉を進めてきた。

タウルスは空軍の主力戦闘機であるF-15KとKF-16戦闘機に装備が可能だ。射程距離もジャアズム(270キロメートル)よりも230キロメートル長い500キロメートルに達する。弾頭重量も482キログラム。

しかし問題は価格だ。ジャアズムは1発当たり70万ドル程度と知られているが、タウルスは100万ドル水準になる。機体に装着する費用まで含めると200万ドルに迫る。

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    タウルス(中央フォト)。
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