【グローバルアイ】“失われた20年”で塩気を抜いた日本経済、一方韓国は…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.01 16:59
これはいけないと考えた鎌田氏は「漬けものは1日に1皿」「ラーメン汁の半分は残すこと」など具体的な食生活の改善運動を段階的に広げ始めた。病院診療が終われば同僚らと地域社会のあちこちを回った。年間平均80回。スローガンは「私たちも沖縄の人のようにずっと長生きしてみよう」。
彼の情熱的な努力と緻密な戦略のおかげで、長野県の学校給食も町内食堂メニューも変わった。1人あたりの塩分摂取量も50%以上減った。結実するまでにかかった時間は30年だ。