「韓国の威嚇的装備が…」北朝鮮が訓練写真を操作した理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.29 08:48
北朝鮮軍が今月25日、元山(ウォンサン)近くで実施した国家級訓練として公開した訓練写真に操作疑惑が提起されながら背景に関心が集まっている。
写真を分析した結果、空気浮揚艇(ホバークラフト)の形、海面が触れている部分や地形などいろいろな部分をフォトショップで操作されたという疑惑が起きている。これと関連して政府関係者は28日、「訓練写真操作疑惑が起きているのは空気浮揚艇の故障と関連がある可能性がある」として「当初、動員された装備が故障するとすぐに訓練規模を誇張するために正常に上陸した空気浮揚艇を利用して操作したのではないかと見ている」と話した。
これに先立って情報当局は対北朝鮮監視網を通じてリアルタイムで北朝鮮の軍事訓練の動向を把握してきた。軍関係者は「北朝鮮が2月から元山近くに兵力と装備を集結させて大規模訓練を準備してきた」として「訓練を準備する過程でも艦艇など主な装備に異常が生じて整備する状況が数回繰り返された」と話した。それとともに「25日の訓練当日にも空気浮揚艇が故障を起こすとすぐに乗船人員が他の艦艇に移って乗ったり、修理しようとしたりあたふたする状況も演出された」として「動員された空気浮揚艇の40%近くが故障を起こして訓練に支障をきたしたと把握している」と伝えた。