【コラム】4月1日、私たちの海を守る「漁業人の日」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.27 16:00
今この瞬間にも私たちの海は銃声のない戦争をしている。 東・西・南海の水産資源をめぐり韓日中3カ国が火花を散らしているのだ。 水産物の価値が上がる、いわゆる「フィッシュフレーション(fishflation)」が深刻になり、戦争の砲火はさらに激しくなった。 海にも国境はある。 しかし自由に境界を行き来する水産物に国籍はない。 船の上に揚げて初めて私たちのものとなり、逃せば他人のものとなる。
水産協同組合が創立された1962年、韓国漁民は114万人だった。 産業基盤がなかった当時、外貨獲得主要品目の水産物を生産して輸出しているという自負心は大きかった。 69年4月1日、政府が「漁民の日」を国家記念日とするほど重視された。