足踏み状態の韓国経済、1人当たりGNIは3年間ほぼ変わらず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.27 10:34
昨年の韓国の1人当たり国民総所得(GNI)は2万2708ドルで、前年より1.1%、257ドルの増加にとどまった。このうち企業と政府の取り分を差し引き個人が実際に使える所得は1万3150ドルで244ドルの増加にとどまった。韓国経済は足踏み状態で国民の懐事情はまったく改善しないでいるのだ。
韓国銀行は26日、このような内容を盛り込んだ「2012年国民勘定」を発表した。これによると、韓国経済の成長動力と所得創出力が下がっていることがわかる。1人当たりGNIは1970年以後40年にわたりさまざまな危機の中でも年平均11.5%ずつ増加してきたが、昨年は増加率が1.1%と大きく落ち込んだ。2007年に1人当たりGNIが2万1632ドルを記録した時は3万ドル時代が遠くないようにみえた。しかし金融危機の余波で1万ドル台に落ち2010年に2万ドル台を回復してから3年にわたり2万ドル台序盤にとどまっている。